阿呆ロートルの隠れ家 NZ250 神格化計画

最凶鈴菌の誉れ高い NZ250 と戯れる、カルトでコアなアジトです

NZ クラッチ剥いでみました

やっぱり、クラッチアームのオイル漏れが気になります。

丁度雨も上がったようなので、サクッと手を加えましょう。

手順は、

1.オイル抜き 800kmばかり走ったんでもう変えてもいいでしょう。

2.クラッチプッシュロッド抜き 折角だからディスクも見ましょう。

3.アーム外し シャフトのブッシングの確認です。何とかなればいいけど・・・

4.手を加えて戻します。オイルも規定量まで入替えます。

という具合。

画像貼りたかったけど、オイルギトギトではカメラに触る気にもなれず断念。

 

オイルはエマルジョン(水の浸入によって白濁します)もなく、通常よりは汚れてるかなと言う程度ですが、オイル命のNZです。ケチらず交換します!!

ガスケットを切らないように気を付けて、右側のケースを開放します。

きれいなもんです。でも、ここでクラッチを全バラします。

プレートを止めてあるボルト4本を外し、スプリングも取ります。

ディスク・プレートを外し、一番奥のリングも取ります。きれいに掃除して、全部裏返しにして延命措置します。作業中はオイルの中につけておきます。

ギアを1速に入れ、ブレーキを噛ませて、真ん中のロックナットを緩めます。緩み止めにワッシャーを曲げてあるので、マイナスドライバーで戻し、当たる場所を変えて再用します。ナットを外したらハウジングも取り、全部のパーツをお掃除します。掃除が済んだものからオイルの中へ。勿体ないので袋にパーツを入れて少量のオイルで満たす方法をとっています。

これでやっとシャフトが外せるんですが、ブッシュが貼り付いて抜けない。ゴムハンマーとバイスプライヤ、バールを駆使して何とか外せました。何故か一番の大仕事でした。

バラしてみたら、しっかりゴムは固化しててどうしようもなかったんで、上下にOリングを挟み込み、更に平ワッシャで押さえつけた状態で抜け止めのビスを締めました。

あとは、逆の手順で組んで行くだけ。

途中、蓋する前にエンジンを掛けて軽くクラッチ調整しながらもう一度締め忘れをチェック。これでほぼ完璧にオイルは抜き切れたので、規定の2000ccでは足りなくなります。

組上げたら、2000ccのオイルを計って投入。アイドリングを十分に行い停止。オイルが下りてくるのを15分ほど待ちます。その間に工具を掃除してピットの片づけです。案の定E線ギリギリで落ち着いたので、窓を見ながら少しずつオイルを足してF線に合わせます。都合500cc追加でトータル2500cc入れてます。

クラッチアームシャフトからのオイルリークは今のところ落ち着いたようです。このままずっといければ楽だけど、いずれまた換えるんでしょうね。

 

取り敢えず、最重要ポイントのオイルはこれで一息つけます。

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次はタンクなのか、キャブなのか?それともタイヤに逝くのかぁ~っ!?